10回目のコンサート終演♪表彰式編

4月も最終日、ゴールデンウィークを楽しみにされている生徒さんがレッスンをしていても感じられます。暖かくなって、ウキウキしますね。
私は、季節の変わり目の気候の変化にうまく乗り切れず風邪気味で、喉が不調です。朝晩は肌寒いので気を付けないといけませんね。
さて、今日はコンサート振り返り最終版。10回の表彰式についてです。
10年。長いですね~。帰国してからも10年経つんだなぁ。と感慨深いです。この10年、本当に色々ありました。子供達は、日本語が話せない状態で初めて日本へ入国。おじいちゃん、おばあちゃんとの会話が出来ないという所からのスタートでしたが、少しずつ日本の生活に慣れ今ではびっくりするほど大きくなりました。
目をキラキラ輝かせたレッスン生さんと保護者の皆様に出会い、ともに沢山のレッスンを重ね、卒業を笑顔で見送り、再会があり・・・と教室ではドラマが絶えません。レッスンの時間がお悩み相談の時間になったり、日ごろの思いを打ち明ける時間だったり、悔しい思いで涙する事もあったり、みんな様々な気持ちを抱えてレッスンに来てくれました。そんなみんなが、レッスンから帰る時には、少しだけでも気持ちが軽くなるように。と私もみんなと気持ちを重ねながら話を聞いて時を過ごし今があります。
保護者の皆様からは、「親子喧嘩してレッスンに送り出しても、レッスンから帰ってくるとおだやかになっています」「時間に追われる日々を過ごしていますが、レッスン後は優しい顔をしています」「ピアノに行く時間が何よりの気分転換で勉強にも集中できると子供に言われ、レッスンを続けて通わせたらその通りになりました」等と本当に嬉しい言葉をいただいてきました。
最近、龍樹が「ママは、最高の親だと思うよ。本当に」と言ってくれたり、多羅からは「私に子供が出来たら、ママみたいに子育てをしたいから、子育て法を教えてね」と言われ、嬉しいなぁ。と思いますが、実際のところ子育ては未だ模索中です。子育て法なんて教えられるものは何もないですが、レッスンも子育ても、いつも相手の気持ちと重ねて進んでいきたいと気持ちが引き締まる10年です!
前置きが長くなりましたが、表彰式のお話。
今年の表彰式は初10回賞が出ました。5回・8回・10回出演賞、全ての賞状の文言は自分で考え、それまでの演奏曲目を付けています。10回賞の賞状には、レッスン室で撮影したお写真も一緒に入れました。同期で頑張った瑠美ちゃん、多羅、私の3人でのお写真。レッスンではあまり生徒さんとお写真を撮る機会がないので貴重な一枚です。
初めて表彰式をしたのは、第5回のビデオコンサートの時。コロナでホール開催が出来ず、教室での表彰式でしたが、感激度が高すぎて、この時も涙で何度も撮影やり直しになりました。
毎年、その気持ちに変わりはないので表彰状を読むときは感涙をぐっとこらえていますが、今年の10回賞はそれまでの色々な気持ちが溢れて涙の表彰式になってしまいましたね。(失礼いたしました!)コンサートカードには、「表彰式での先生の気持ちがよく伝わって感動しました」「私も一緒に泣いてしまいました」「こんなに思いを込めて子供達を見てくださっている事に感動しました」というお言葉をいただき皆様の暖かいご理解に感謝です。
表彰式のステージ上では10回賞受賞者・瑠美ちゃんとこんな会話が行われていました。☺
リエ「あぁ・・泣いちゃうかも。読めるかな?」 瑠美ちゃん「私もかなりきています」
10年の年月は、気持ちの高ぶりまで同調させるんですね~。表彰状をなんとか読み切って渡した瑠美ちゃんの目にも涙が見えました。がんばってくれてありがとう💗
もう一人の10回賞受賞者多羅さん。泣いている母にさっとハンカチを出せる子になっていたとは。優しい気づかい嬉しかったです。ありがとう💗
たくさんの教室生さんの先頭を走り続けてくれている1期生が築いたエンジェルトーンの道を、これからも楽しく進める道であるように、リエ先生頑張りたいと思います!受賞者の皆さん、おめでとうございました☆


次回からはコンサートカードの紹介です♪
愛知県犬山市のピアノ教室 エンジェルトーンピアノ教室 ストラトゥラット里枝
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